塩釜〜鹽竈神社〜鮨しらはた

忘年会の名残を携えて(二日酔い)早朝、新千歳空港へ。

朝焼けがきれいで、でも眠くて、起きるにはまだ早いんじゃないかって微睡みながら仙台空港へ。

仙台空港に着いてからはレンタカーを借りて、うまい飯を求め北上。

今回は仙台市を素通り、松島まで行こうかって話して、陸前浜田にてカキ小屋を発見。厚岸の牡蠣祭りに初日参戦するほど牡蠣が好きなので、入ってみることに。この手の●●小屋に入るのは初めて。

湾に隣接されたこちらのカキ小屋。メニューが「30分カキ食べ放題」「カキ10個」(と飲み物)しか無く、この潔さたるや。

「今日小ぶりなのしかねぇど。食べ放題の方が良いんでねかな」

店のおっちゃんはそう言うが、昼飯は塩釜で寿司と決めていたので、カキ10個を二人分頼むことに。

「あ、でかい」

そう思ったときには既に遅く、iPhone8 Plusより大きい牡蠣が並ぶ。厚岸のカキより2倍大きいんでないか。漁師?のおっちゃんがサービスでホタテとムール貝(いずれも湾で穫れるよう)も頂いて、ちょっとした貝パーティに。

水で蒸し焼きにしただけなのに、肉厚で牡蠣汁たくさん、ジューシーである。とても美味い。1個100円とは思えない味に舌鼓を打ちながら、10個(+ホタテ・ムール貝)を平らげた次第。

鹽竈神社

陸前浜田に向かう途中、ステキな石階段がそびえる神社を発見したので、登りたい欲を叶えに戻る。牡蠣で満たされた腹を空かせるため、あえて階段を昇り降りする遠回りルートで参拝。

歴史的にも物語的にも面白いので、詳しくは鹽竈神社のホームページをチェック。

鹽竈神社

202段の不揃いな石階段を昇り降り、達成感と笑う膝を抱えて、鮨しらはたへ。

鮨しらはた

三陸沖と米どころという寿司の町、塩釜。そんな塩釜の有名店、鮨しらはたで昼食。アジのたたき、あんこう等、気になるメニューが沢山あるが。。

無難に上にぎり(写真)に金華サバと煮タコ、銀鱈の粕汁を注文。

マグロが美味い。金華サバが美味い。全部美味い。

店内は大勢のお客さんで賑わっていました。予約したほうが良いかも。

鮨しらはた

つづく

白老の素敵パン屋「Boulangerie Nishio(ブーランジェリーニシオ)」を取材してきました

フランス語でパン屋を意味するBoulangerie(ブーランジェリー)を冠する白老のパン屋「Boulangerie Nishio(ブーランジェリーニシオ)」を取材してきました。

ブーランジェリーといえば、札幌でもブーランジェリーコロンが有名ですが、白老でもこだわりのパン、とりわけハード系のパンを買うことが出来るんです。今回はそのブーランジェリーニシオの西尾さんにお話を伺いました。

白老でお店を出した理由をお聞かせ下さい。

嫁が白老出身だったんですよね。いざ白老に来てみると、美味しいものが沢山あるし、環境が良いので、ここならお店を出してみたいと思ったんです。

なるほど。白老の駅前では新しい飲食店がオープンしたりと賑わいを見せていますが、住宅街にオープンしたのはどうしてでしょう?

フランスでは片田舎にもパン屋がふらりとあるんです。しかも美味しいパン屋が。人口の少ない場所でも、こだわりのパンを日常的に食べていける場所にしたいと思い、はじめました。

オレンジとチョコの香りがたまらない一品。

近所に美味しいパン屋があったら嬉しいですね。開店してからもう4年が経ちましたがいかがでしょうか。

土日は登別や地方からお客さんが来てくれますね。白老にドライブがてら来てくれるんです。平日は地元のお客さんが多いですね。いずれは札幌の人が「ニシオさんのパン美味しいよね」と言ってもらえるようになりたいです。

取材中、ご丁寧にコーヒーを出してくれました〜ありがとうございます。

西尾さんが影響を受けた方はいらっしゃいますか?

岩内に済んでいた頃、忍路(おしょろ)にエグ・ヴィヴ (Aigues Vives)というパン屋が、とても景色の良いところにあって通っていて。ハード系とクロワッサンがおいてあって、いつかこういうクロワッサンを作りたいと思いました。

クロワッサンが美味しい店は大体なんでも美味しいと思うんですよ。クロワッサンとバゲットを色々なお店で食べました。

店内にはパンに合うジャムや蜂蜜などの商品も置いてある。

お話を聞いているだけで美味しそうです。ブーランジェリーニシオのこだわりを教えてください。

バゲットに関しては低温でしっかり熟成して小麦の香りをしっかり出したい。イーストはなるべく使わないで作りたかったんです。

クロワッサンのこだわりはきれいな層とザクザク感。生地の温度とバターの温度をあわせて時間をかけて作っています。バターは北海道産のバターを使用して素材にもこだわっています。

素材にも作り方にもこだわっているんですね。お店のこの先の展望がありましたらお聞かせ下さい。

ありがたいことにイベントに誘われることが多くなってきましたので、多くの人に知ってもらいたいと思います。それには品質を崩さず頑張っていきたいです。

以前の職場ではお客さまの顔が見えなかったので、今は作りながら見ることが出来るので(売り場にもたてる)嬉しいんです。お客さまがお店に入った時、喜んでもらえるような、見た目も楽しいパンを作り込んでいきたいです。

取材中にもひっきりなしにお客さんがきていました。
お客さんと会話したり、遠方からも地元からも愛されるお店、ブーランジェリーニシオ。

最後に筆者と記念撮影。西尾さん、お忙しい中にも係わらず快く取材に応じて頂き、ありがとうございました!

 

Boulangerie Nishio(ブーランジェリーニシオ)
開店:am 10:00〜pm 6:00(パンが売切れ次第終了)
定休日:火・水
TEL&FAX:0144-84-3752
住所:北海道白老郡白老町緑丘1-2-1

九州旅行2日目〜長崎〜軍艦島〜

2日目、ホテルで朝飯を食べた後、長崎の町を散策。

眼鏡橋を見てきました。写真撮ってから名前の由来に気づく。

2月だと言うのにすっかり春。ヒヨドリが近くで鳴いていた。

長崎水辺の森公園を散策。

長崎港にて、本日のメインイベント、軍艦島ツアー。晴れてよかった。

船から除く三菱のドック。押井守臭。

軍艦島が見えてきた。確かに軍艦に見える。天気が荒れるとより船のように見えるらしく、波は防波堤を余裕で超える。

高波で建物が朽ちていくのだそうだ。

第一釣り人発見。てかええんか。

島の子供たちが通った一貫学校。島で生活が人生が完結する。

いよいよ上陸。

採掘された石炭を運んだ跡が見える。夕張にもこの手の遺産が残っている。

世界遺産に登録されたポイント。島の炭鉱夫達は命がけで石炭を採掘していた。泥だらけになった身体を洗い、家に帰っていく。中にはそのまま帰れない人もいたのだという。旦那が無事に帰ってきてくれるよう祈ったのだろうか、どのような気持ちで待っていたのか。

偉い人ほど高いところに住んでいたそうだ。今では無線wifiなどのアンテナが沢山立っているらしい。島の生活水準は高く、当時3Kと呼ばれる白物家電が揃う家庭が多かった。

1974年の閉山までは普通に人々が暮らしていた。わりと近年の話で、故郷から離れざるを得ない人たちは多く居た。朽ちていくのをどのような思いで見ているのか、端島(軍艦島)出身のガイドさんが語ってくれた。

http://www.gunkanjima-concierge.com/

 

つづく

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マスコカズヒト/artarakt.com

もともとは、地域を発信したい想いから、ラジオ局で地域掘り下げ系番組の制作に携わったことが、きっかけでした。
その後も、映像やWEB系の広告制作会社で働いている中で、
沢山の素敵で面白い方々に出会うので、
折角ならお話を聞いて世の中に伝えてみたいと思いました。

台湾旅行〜2日目〜

台湾旅行〜1日目〜